裏のない言葉
仕事から帰ってきた夫が「正面の写真も載せていいよ」と言いまいした。
私「ブログ、見てくれたんだ。ありがとう。」
夫「うん。いつも見てるよ」
↓ そのブログです ↓
夫のこういうとこ、出会った頃から変わりません。
特に何も言わないんだけど、ブログやSNSをぜんぶ読んでくれてるんです。
夫と出会ってすぐのこと。ホテルで開催されたお酒もある立食の催しでのミニコンサートは、みなさん楽しそうに大きな声でおしゃべりをされていました。そんな中、夫はステージ近くに一人で立ってずっと歌を聞いていてくれたんです。出会ったばかりの人なのにとても心強かった。その時、この人ともっと話したいなと思って、帰りに携帯に電話をしたんですよね。それが初めての電話じゃなかったかな。
そういうとこ。ちゃんと見ていてくれる、気にかけてくれる、気づくといつも心近くにいてくれるとこ。本当に出会った頃から変わりません。
もう1つ。これも出会った頃のエピソード。
私が初めてコンサートのお知らせをした時「行けたら、行きます」と夫は言いました。
あっ、この人もこんな感じかあと少しがっかりしました。行けたら行くと言って、来てくれる人はいないので、やんわり断られたと思ったからです。
でも当日、夫は来てくれて、驚く私に「行けたら行くと言ったじゃないですか」と笑い、それがまたとても新鮮でした。
言葉にしない思いは持っているけど、夫の言葉には、裏がありません。曖昧な断り、隠された嫌味やコントロール、察しろみたいなの、全然ないんです。それも出会った頃からずっと変わりません。
勝手に深読みしすぎて、混乱したり、落ち込んだり、喧嘩になったことも一緒に暮らし始めた頃あったけど、こんな人もいるんだなあと今では尊敬と信頼、そしてとても安心できるとこです。
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というわけで、正面の写真です(^-^)
顔つながりで、明日はうたびとの祖母と、祖父のエピソードを書こうと思います。