染矢敦子ブログ Tender wind

歌 家族 犬 日々感じること

どうせなら仲良く - chum -

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中学生ぐらいの兄弟の楽しそうな姿。「お兄ちゃん」キラッキラ呼ぶその声に胸がきゅんとなりました。若い頃、兄弟、姉妹を亡くした知人のことを思い出したからです。

 

普段、何気に呼ぶその呼び名が呼べなくなる日がいつか来る。

 

何時かくる別れ思へば守りくるる子らにやさしき母でありたし

 

いのちのコンサートでもよく話す、うたびとの祖母の短歌です。

 

何時かくる別れ…それを思う時、今やそばにいる人を大切にしたいと思います。

私も子供の頃にその何時かを突然経験しているからかな。孫だからかな。この祖母の短歌の感覚になることがよくあります。

 

犬と暮らしていることも私に影響を与えてくれてますね。

私の最初の犬の家族「チャム」の歌の歌詞を載せますね。

チャム=chumは、私がつけた名前で、仲良しって意味があります。

絵もチャムをイメージして描いたものです。

 

今日も大切に、仲良く生きよう。

 

 

chum

 

空の上にいるの?

いつかまたね 会えるのかな?

 

穏やかな目と哀愁漂う背中

無邪気になれない子供 私と同じ

その茶色い目は何でも知っていた

 

背中から抱きついて

フワフワの毛に顔を埋める

目を閉じれば いつだって飛んで行ける

いろんな顔が思い出せる

 

身体の隅々どこだって思い出せる

感触も漂う空気も 声も動きも

冬はコタツの中  夏は玄関

君の居場所を 探してみる

 

 

今あなたの隣にいる人も家族も 

そしてあなたも動物たちも

みんないつか天に召される

大切にしたいよね

今日しか会わない人も いじめっこも弱虫も

だってみんないつかはここから

いなくなるんだから

 

どうせなら仲良く

どうせならやさしくしよう

教えてくれるのは 君たち ‘いぬ’ という生き物

 

足の裏カリカリ 口の端の垂れ具合

しっぽはホサホサ 

ねえ今どこにいるの?

手のひらに 君の温度が戻ってくる

「泣かないで」きっと

「頑張って」君は言ってる

 

大好きだから  ずっとずっと

頑張るから  ずっとずっと

見守っていて ずっとずっと

ありがとう ありがとう

ずっとずっと

空の上に届け

みんなに届け

仲良くしよう