電話をありがとう
電話をありがとう
毛布にくるまって
落ちる雫 見てた
ベルの音が現実に帰す
膝を抱えて受話器を握りしめる
懐かしい声 待ち続けた声
ねえ 話し方が変わったね
今 あなたのこと考えていた
突き放す優しさをくれたのに
忘れられなくてごめん
今日は電話をありがとう
冷たい言葉に何度も何度も泣いた
そばにいても遠い人だった
いつか本当の恋に出会える日まで
自分を大事にしろと言ってたね
ねえ あれは恋じゃなかったの?
まだ一人か?なんて聞かないで
天気予報 あなたの町の空を今も気にしてる
バカね
突き放す優しさをくれたのに
忘れられなくてごめん
今日は電話をありがとう
*歌詞メモ*
片思いしていた先輩が、卒業して遠くへ行ってしまった経験が元になってできた詩です。作詩:染矢敦子 作曲:池田進治
*収録CD*
1998年発売『うれしい時の顔』