修行のようだった
足腰の弱い優輝の為に、部屋のあちこちにラグを敷いて、思ったこと。
たくと と 風音(ふうと)
夫と暮らすまで、フローリングの床には、座布団2枚と、愛犬たちのベッドだけ。ラグやカーペットも、ソファも置いていませんでした。
コンサートでよく話す今は亡き大切な友人に「お寺みたいな部屋」と言われたことを思い出します。冬でも靴下もスリッパも履かず、薄着で、なんだか修行みたいですよね。
そんなことを考えていると、ある期間、ノースリーブのワンピースに裸足というスタイルで歌っていたことを思い出しました。きっかけは気に入ったワンピースを思い切って買って、いざコンサートの日、いつもジーパンにTシャツみたいな私の靴箱に、そのワンピースに合う靴がなかったこと。そのスタイルが、思いのほか好評で…褒められると嬉しくて、それからの数年、私はノースリーブのワンピースに裸足で歌っていました。一番、辛かったのは真冬、神社の境内でのコンサート。あと、天神大丸のパサージュ広場。あそこは風が通り抜けるんですよ。11月はまだよかったけど、1月後半のコンサートは寒すぎて印象にとても残っています。足なんて青〜くなってましたもんね。
満腹だと声が出ないという話を20代前半に聞いて、コンサートの前は1食、2食ご飯も抜いていたり、食べてはいけないものを決めていたり、人が怖くて仕方ないのにステージに立ち続けたり、コンサート後は自分へのダメ出しで毎回泣いて、なんだかそっちも修行みたいな時期がありました。
人間関係もかな。しんどい人とばかり関わってた時期があります。その話はまた今度。
自分を責めていたからかな。ただの癖かな。
夫が私を甘やかすので(笑)すっかり心地よい方へ向かうようになっています♪
冬は暖かい方がいいですよね(^-^)