できる、できない、力を抜いて
コンサートが続いていて、夫の仕事も忙しくて、やっとひと段落した二人とも休日のある朝のこと。
おしゃれな妹が選んで、母と妹とお揃いで買ったブカブカのニット
「おしゃれな部屋着だねえ」と言ってくれた夫
「それにしても、なんでこんな着方になるかなあ」と肩の左右の違いを整えてくれました。
掃除を始めると代わってくれて、私のつけた床掃除のドライシートをつけ直していました。
その後、ストレッチしてたはずなのにベランダにいるなあと思ったら、洗濯物を干し直してました。
そして、朝ご飯の準備をしていると手伝いに来てくれて「歯磨きした?」と言われて歯磨きに行くという…もう子供ですね(^-^;)
コンサートで「歌も絵も写真も言葉も、なんでもできるんですね〜」とよく言っていただくのですが、こんな感じで、なんでもできるわけではないのです。
「ちゃんとしなきゃ」と頑張って、できない自分を責めたり落ち込んだりしてきました。でも、夫と暮らし始めて、思いもよらない「できないこと」や「苦手なこと」がわかって、なんだか力が抜けたんですよね。その反対に普通にしてることに喜んでもらえたり、褒めてもらえたりするし。
できる、できない、得意、苦手、自分を自分で見るのと、自分以外の人から見るのは違う。面白いものですね。