みんなのうた - 祖母の誕生日に -
「みんなのうたで流れてそう」と言われ始めて、もう25年以上になりますが、まだ流れてません。時々ですけどね、最近も言われています。
いつかそんな日が来たらいいなと思うけど、遠すぎて、おこがましくて、なかなか口にすることができませんでした。でも先日、音楽のレッスンを受けている先生に、言わなきゃと言われたんです。先生も昔、大きな夢を語って、それを実際に叶えているんですね。
言っていたら、どこかで、誰かが見つけてくれるかもしれないですよね。逆に、言ってないと伝わらないこともあるし。
なので、今日、書いてみました。
うるう年の今日。うたびとじゃない方の祖母の誕生日なんです。
子供の頃は遠い存在だったけど、今は帰省すると喜んでくれて、歌も応援してくれています。
「コンサートで童謡とか唱歌とか歌ってほしいって言われたんだけど、ばあちゃんの時代だったら、どんな歌があるかな?」と聞いたら「あっちゃんの歌がいいと思うわあ。けいちゃん(妹)の結婚式で歌った歌、よかったなあ」と言ってくれました。その歌は”やさしい風”です。
歌が下手と言われていた私は、自分の歌以外の歌を人前で歌うのに実はいまでも抵抗があります。
また自分で作った歌を歌う人になると中学の時に決めて、それを試行錯誤しながら苦しい時もありながら、ずっと続けている私にとって、祖母の言葉はものすごく嬉しくて、まさかその年代の人、しかもまるで私に興味がないと思っていた祖母に言われるなんて、驚きで、涙が出そうになりました。
そんな祖母の部屋のテレビから、私の歌が流れる日が来たらいいな♪
今日はそんな想像をしています。
ばあちゃん、誕生日、おめでとう。また帰るからね。