今、思うこと
「もう勝手にしなさい!」と優輝を怒ってしまって、猛省しました。
優輝は何も悪くない。いつものことなんです。優輝は今までの愛犬たちとは違うことが多くて、でもその違い、困ること、手がかかること、ゆっくりなこと、できないことも愛おしくて「なんでか腹が立たないんだよね〜」と夫によく話しています。
なのに、昨日は怒ってしまった。テレビやネットから流れる情報や、コンサートの中止、これがいつまで続くんだろうという不安に、心がかなり乱れていたんだと思います。
*
Singing is my life.
歌っている時だけが生きてると感じられる時間でした。
『人見知りの孫の敦子が抱かれて実を取りてゐし梅桃熟るる』
祖母の短歌です。人見知りの私は、子供の頃なかなか抱っこをされなかったそうです。でも祖父母の家の庭にある梅桃(ユスラウメ)がなった時だけ、抱っこをされて実を取っていたそうで、その光景を歌った短歌。優しく大好きな短歌、かすかに覚えている温かい思い出です。
両親も祖母も、人と上手に関わっていけない私を心配してくれていました。
私にとってコンサートは特別です。人と繋がれる場所、喜びの場所、誰かの役に立つ場所、たくさんの人が笑ってくれる場所、生業で、日々の多くの時間もコンサートへ向かうために使っています。それがストンと、一旦おやすみとなると、どうしていいかわからなくなって、気が滅入っていました。
夫にそんな話を聞いてもらいながら、ふと「もう着ぐるみの中から見てるみたいじゃないな。私を生きてる気がする」と私は夫に言いました。歌っている時だけじゃない、ちゃんと私を生きてる。夫のおかげです。
こんな時こそ、穏やかに。
優しく、明るく。
心配やマイナス面ばかり見るんじゃなくて、今ある幸せを見て、できることをして、夫と協力しながら乗り越えていこうと思います。
もうこうなると、みんな大変、みんな不安ですよね。
なるべく明るい投稿をこのブログではしていこうと思います(^-^)