幸せを選ぼう
2人とも休日の朝、お洗濯を干していて、夫の誕生日に買った水玉の今治タオルに幸せな気持ちになった。
時間をかけて選んだことや、買った時のワクワクした気持ちを思い出したり、こんな風に好きなもの、見るだけで幸せな気持ちになるものがあるって良いなと思ったり、少しずつそんなものを増やしていきたいなと思ったり…
部屋に戻るとまだベットで、夫はゴロゴロしている。あ〜幸せだなあ。
午後にはお出かけ。夫が私を「妻」と紹介した事に、ニヤニヤ。
「初めて言ったから、つまってしまった」と、照れながら言う夫にまた幸せな気持ちになる。
でも夕方、些細なことでケンカに。もう腹が立って、腹が立って。さっきまでの幸せ、ラブラブモードはどこへやらという状態になった。
ケンカがおさまり始めた頃、今度は自分の態度や言葉に反省して落ち込んで、愛犬にも申し訳なくて、さらに暗い気持ちになった。
仲直りして、夫に寄り沿う。弾力のある腕、すべすべでちょっともちっとした手。あ〜やっぱり大好き。幸せな気持ちが戻って来る。
愛犬も「終わったのね」みたいな感じで、しっぽを振って甘えにやってくる。
ごめんねが、あ〜かわいい、愛おしいに戻っていく。
心はコロコロ変わる。
いつだって幸せで明るくいたいけど、そうもいかない。
それが心。きっとみんなそうなんだ。
ふと思う。
幸せな人は、いろんなことが起こる中で、幸せな方をより覚えている。
幸せな気持ちへ自分で持って行く努力をしている。
幸せな人は、幸せになることを選んでいるんじゃないかな。
大好きだった祖父のお葬式の日、火葬場での出来事。
窓際に立っている父の所に行くと、独り言のように父が言った。
「誰かが煙を見てた方がいいらしい」
「さっきまで、あんなに泣いとったのに、今はみんな笑って話しよる。人間って面白いなあ」
本当にそうだなあと、ハッとして、父の感性にも心が震えた。こんな人だったかな父は…本当はいろんなことを感じているのかもしれないと、父を人として見た瞬間だった。あの日から、父と私は感じ方が似てると思うようになった。
あんな悲しみの日。覚えている温かい出来事。
心は、コロコロかわるもの。
今日も幸せを選ぼう♪
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幸せな気持ちになったことや、落ち込んだり辛かったことから、気づいたこと。
私のそんな経験から、自分に置き換えて、少し幸せな気持ちになってもらえたらいいな。
そんな思いで私はブログを書いています。