父とデート
父と初めて2人だけで数時間を過ごした。
妹が東京から出張で福岡に来るのにあわせて、両親も大分からやってきた。
同じホテルに泊まった三人。母と妹、父は独り部屋。
何時間も運転して来たのにね、一人で可哀想(笑)
イビキかくから。その方が気が楽。
そうやって笑い合う。こんなことが幸せで泣きそうになる。
次の日、みんなでどこかに行くのだろうと私は一日あけていた。
でもなかなか連絡がなく、父にメールをすると妹と母は一日寝て過ごすとのこと。
それも2人には大切な時間で、良い休日。
「お父さん、じゃあ2人でどこか行く?」
「うん。どこでもいいよ。」
こんなことは初めて。
お買いものをして、クリスマスツリーの前で写真を撮って
薄着で来た父の服も一緒に選んだ。
田舎生まれの、田舎育ち
ちょっとオシャレなお店は苦手だっただろうけど
シェアしてパスタランチを食べ、食後のコーヒーも飲んだ。
ちょっと丸まった背中も、ごつごつの手も、顔のシミも
初めて聞いた家族への思いも、全部ぜんぶ大切で愛おしい。
父に買ってもらったのは、前々からほしかった丸めがね。
ライブ用の、トトロの水筒と時計。
「あんたの好きな色」って父が見つけてきた時計は
子供の頃、好きだった水色。
覚えてたんだ。
というより、知っていたんだな。
子供の頃は遠く、怖い存在で
私に興味を持ってくれていない気がしていたけど
そうでもなかったのかな。
お父さん、今はね、ピンクも好きだよ。
お買いものの後、私のうちにも来て、優輝を愛おしそうに抱っこした。
30年間ずっと実家には犬がいたから、犬の感触が懐かしいんだと思う。
そう問いかけると、父は頷いた。
父と私は感覚が似ていると思うことが、最近は多い。
楽しかったね、お父さん♪
またデートしようね♪
11月のことですが…
今日は父の誕生日なので、下書きを書き上げて
今日の投稿にしました(^-^)
妹が愛おしくてしかたなかったこと
母との嬉しいエピソード
まだ書いてないことがたくさんありました。
また書こうと思います♪