血管迷走神経反射から思う、人それぞれ
※今日はちょっと痛いお話なので苦手な方は読まないでくださいね。
採血中に意識を失いそうになりました。
私の血管は細くて、左がムリで右手でしてる時に、なってしまって…結局しばらく横になって、三回目、やっと採血できました。採血は次から横になってしなきゃ。
前にここにも書いた血管迷走神経反射ですね ↓
血管迷走神経反射ってなに？って方が検索しなくていいように貼っておきますね ↓
血管迷走神経反射
過度のストレスや強い痛み、恐怖心などが原因となり迷走神経が刺激され、末梢の血管が拡張し血圧が低下するために、脳に十分な血液が送れなくなり起こります。立位または座位で生じますが、横になった状態では起こりません。症状は血の引くような感じ、冷や汗が出る、目の前が暗くなる、吐き気や腹部の違和感などですが、これらを前兆として失神（気を失う）に至ることもあります。
私がお腹にいる時や子供時代、母が食事も含め大切に育ててくれたお陰だと思うんです。私は骨太で、ちょっとぽちゃっとして（笑）病気もせず、朝礼中に倒れることもなく、とても健康な子供でした。でも働き出して、微熱が何ヶ月も下がらなくなって、あちこちで検査をして膠原病だとわかり、病院通い、薬を飲み続ける20代、他にもいろんな病気をしたり、入院したり、いろんな検査も何度もしてて、検査結果が悪くて病院に呼び出されたこともあります。でも血管迷走神経反射になったことは一度もありません。
トリマーの学校に仕事の後、通っていた時にワンちゃんに噛まれたことがあります。はっと気づいたら、指からぼたぼたぼたぼたと血が床に落ちていきました。今思うとぞっとするけど、なんとなく冷静にそれを見ていてふらっともしませんでした。結局かなり腫れて病院に行き「膿がたまって麻酔がきかないから、痛みで倒れることもあります」と言われたのですが、切開した時にも全く意識がもうろうとせず、しっかりと痛みを感じました。
私って痛みに強いんだな〜なんて思ってました。
でも、指の大けがをしてからですね、何度か倒れそうになっています。体が覚えてしまったのかな〜
エッセイ - またピアノが弾ける日まで （過去からさかのぼって読むと経過がわかります）
膠原病は良い出会いがあって治っているし、今は病院に行くこともほとんどありません。体の弱い20代から、どうして健康になったのかって話も、いのちのコンサートでしているのですが、ここで改めて、自分を知ることも大事だなあと思い直しています。
職業柄、家でしなきゃいけないことが多いことや、自分の体を考えて、コンサート以外はおうちにいることが多いのですが「なまけてる」と言われたことがあります。そんな感じのことを言われて、自分ってダメだな〜って思った経験のある方も多いんじゃないでしょうか。人それぞれ、働き方も家事の仕方も勉強の仕方も人との関わり方もぜんぶぜんぶ。うちの夫は、なまけものの私に「頼むから休んでくれ」って思ってると思います。感じ方もそれぞれですね。
そういえば、何人でいる時が一番、心地いいですか？
人によって、1人が好きな人、2人が落ち着く人、3人、4人、5人…とかいろいろあるみたいです。コミュニケーションが充実する人数を把握していると人生が豊かになるって話を聞きました。
それぞれ、それぞれ♪
それぞれは面白いですね。
血管迷走神経反射、迷惑かけちゃうし、なんか心が弱っちくって情けなくもあるけど、仕方ない。今、私はそんな感じになっちゃってる。認めたら軽くなるかも、なったらいいな〜
私も自分をもう責めないようにするから、もし自分を責めちゃう人がいたら、伝えたいといつも思う。
人それぞれだから、自分を責めないですね。
