言葉に絶望しながらも、書いてしまう
言葉や作品は、誰かに届いた瞬間に別物になる。受け手の心を通すから。色で言うなら、ピンクのものが、水色を通り、紫色になるような。
毎日、絶望するんだ。ネットやテレビの言葉に。誰かの言葉に。
温かい交流、温かい言葉、美しい言葉を見ていたいんだ。言葉が怖い。人が怖い。
だけど、思い出す。祖父の言葉。祖母の言葉。この世界にいなくなってもう何年も経つのに、私を励まし続ける。生きる力をくれる。
一つの歌に、涙が止まらなくなって、大切なことを思い出すこともある。奮い立つこともある。生きようと思うこともある。家族や友達や本や映画の中の言葉だって。
届かなかった言葉、飲み込んでしまった言葉。後悔もあるけれど。きっと私にも誰かを励ました言葉がある。
絶望しながら諦めきれない。だからまたこうして書いている。なんなんだろうな。答えなんてない。正しいも間違いもない。だけど、なんだろう。言葉が浮かんでしまう。書かないと苦しくなる。
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noteのページに書いたエッセイです。
その場の雰囲気というか…
このブログに書こうとすると
こんな文章にはきっとなりません。
けど、こうしてコピーして貼付けています(^-^)
写真は実家の近く「蒲江」という場所の海です。
父と夫とドライブした時のものです。